スポラノックス・イトリゾール(10錠)

真菌症・水虫・カンジダ症に

スポラノックス・イトリゾール(10錠)

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  • スポラノックス・イトリゾール(10錠)の箱とシート
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写真に関する注意事項

商品写真は製薬会社の都合により、実際に届く商品とパッケージ等が異なる場合があります。
医薬品の効果や品質に違いはありませんのでご安心下さい。
病院での処方と同様に、シートごとのお渡しとなる場合もございますので、予めご了承下さい。

スポラノックス・イトリゾール(10錠)の概要説明

医薬品分類
先発医薬品
成分
イトラコナゾール 
製薬会社
ヤンセンファーマ 
内容量
10錠
お届け予定日
6/7(水) ~ 6/14(水) 前後
評価点数
評価4 (4点) 口コミ件数3
販売価格 ¥4,680
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商品概要

スポラノックス・イトリゾール(一般名:イトラコナゾール)は、1993年8月に厚生労働省より販売の承認を受けた抗真菌薬です。

真菌が原因となる白癬(水虫、爪水虫)、カンジダの一般的なものから、内臓真菌症(真菌血症、呼吸器真菌症、消化器真菌症など)のような重篤な疾患の治療薬として使用されます。
爪水虫に対する投与方法としてパルス療法というものがありますが、その効果は非常に優れていることから、よく使用されています。

症状と原因

スポラノックス・イトリゾールが効果を発揮する菌種は、真菌と呼ばれるものです。細菌は人間や動物などに付着・侵入して栄養などを取り込み、細胞分裂によって増殖します。一方、真菌は人間や動物などに付着・侵入したのちに、菌糸と呼ばれる糸のようなものを成長させ、枝分かれさせることによって増殖します。
また真菌は細菌と異なり、健康な人に対しては病原体となることはあまりなく、何らかの理由で体の免疫が十分に働いていない場合に、病気を発症させることが多いです。

スポラノックス・イトリゾールが効果を発揮する真菌の種類は、以下の通りです。
皮膚糸状菌(トリコフィトン属、ミクロスポルム属、エピデルモフィトン属)、カンジダ属、マラセチア属、アスペルギルス属、クリプトコックス属、スポロトリックス属、ホンセカエア属

適応となる疾患は、真菌血症・呼吸器真菌症・消化器真菌症を初めとした各種の内臓真菌症、スポロトリコーシス・クロモミコーシスと呼ばれる深在性皮膚真菌症、白癬・爪白癬(いわゆる水虫)、各種カンジダです。

効果・効能

人間や細菌、真菌の細胞には細胞膜が存在しています。細胞はそれぞれ1つ1つが核を持っており、いわば生きている状態になります。その核やその他の重要な器官を守るものが細胞膜です。したがって、細胞膜を破壊あるいは合成できないようにすれば、細胞を死滅させることになり、細菌や真菌を消滅させることができるため、抗生物質や抗真菌薬のターゲットは細胞膜となります。
この細胞膜は、人間の場合はコレステロールが主成分となり構成されていますが、真菌の細胞膜の場合はエルゴステロールと呼ばれるもので構成されており、コレステロールとは異なる成分です。

スポラノックス・イトリゾールをはじめとした抗真菌薬は、このエルゴステロールをターゲットにしています。真菌のエルゴステロールは、チトクロームP450と呼ばれる器官によって作られています。スポラノックス・イトリゾールに含まれているイトラコナゾールはこのチトクロームP450に特異的に作用して、エルゴステロールの生合成を阻害して、真菌の増殖を防ぎます。
また、人間の場合は細胞膜を構成している主成分が真菌とは異なるため、スポラノックス・イトリゾールを服用しても、細胞膜に悪影響ができることはありませんので、安心して服用することができます。

副作用

再審査終了時に認められた副作用ですが、内臓真菌症、深在性皮膚真菌症及び表在性皮膚真菌症の症例5425例中431例(7.94%)、544件に副作用が認められています。主に肝機能異常(AST、ALT上昇等)130件(2.40%)、胃不快感70件(1.29%)、嘔気31件(0.57%)、発疹20件(0.37%)などです。

爪白癬のパルス療法については、臨床試験のデータとなります。
185例中25例(13.51%)、62件の副作用が認められています。その主なものはALT上昇9件(4.86 %)、AST上昇・γ-GTP上昇各8件 (4.32%)、Al-P上昇・LDH上昇各3件(1.62%)、腹痛、ビリルビン値増加、鼓腸放屁各2件(1.08%)などです。
重大な副作用として、うっ血性心不全・肺水腫、肝障害・胆汁、うっ滞・黄疸、中毒性表皮壊死融解症(TEN)・皮膚粘膜眼症候群(StevensJohnson症候群)・急性汎発性発疹性膿疱症・剥脱性皮膚炎・多形紅斑、ショック・アナフィラキシー・間質性肺炎などもわずかに報告されています。

使用方法

症状によって使用方法が異なるので注意しましょう。
・皮膚白癬(表在性皮膚真菌症):50mg~100mgを1日1回食直後に服用してください。
・爪カンジダ症及びカンジダ性爪囲爪炎:100mgを1日1回食直後に服用してください。1日の最高用量は200mgまでとされています。
・爪白癬(パルス療法):1日2回、1回200mgを食直後に1週間連続して服用し、3週間休みます。これを1サイクルとし、これを3サイクル繰り返します。
・内臓真菌症や深在性皮膚真菌症:100mg~200mgを1日1回食直後に服用してください。

保管方法

直射日光や高温多湿を避け、子どもの手の届かないところで保管してください。

使用時の注意点

・白癬菌は皮膚や爪などの奥深くまで入り込んでいます。したがって、赤みやかゆみがなくなっただけで服用をやめてはいけません。目安としては、白癬が感染した患部に新しい皮膚が生まれてきて、その皮膚がきれいであれば、服用をやめても問題ないと思われます。3~6ヶ月を服用期間の目安としていただき、1ヶ月単位で状態を確認してください。
・爪白癬も同様ですが、きれいな爪が生えてくるまでは継続する必要があります。3サイクル以上のパルス療法も可能です。途中でやめることのないようにしてください。
・服用が長期間になるほど、肝機能に影響を及ぼしやすいとされています。したがって、3ヶ月以上の服用になるようであれば、病院で血液検査を受けるようにしてください。
・服用するタイミングは、食直後とされています。空腹時に服用すると吸収率が悪く、最高血中濃度が40%程度にしか到達しません。必ず食直後に服用してください。

併用禁忌・併用注意薬

併用禁忌・併用注意とされている医薬品は、たくさんあるので併用する前には併用可能かどうかを必ず確認してください。わからない場合は一度医師や薬剤師に相談してください。
・併用禁忌
ピモジド、トリアゾラム、シンバスタチン、アゼルニジピン、エルゴタミン、シルデナフィル、タダラフィル、アリスキレン、リバーロキサバンなど:これらの医薬品の血中濃度が上昇します。
・併用注意
メチルプレドニゾロン、デキサメタゾン、ベンゾジアゼピン系薬剤、ワルファリン、ジヒドロピリジン系Ca拮抗薬:これらの医薬品の血中濃度が上昇します。

臨床試験結果

スポラノックス・イトリゾールを用いて、合計834例に対して重盲検比較試験が実施された結果は以下の通りです。
カッコ内は有効率を示しています。

表在性皮膚真菌症
体部白癬:112/125(89.6%)、股部白癬:51/57(89.5%)、手白癬:23/23(100.0%)、足白癬:202/250(80.8%)、爪白癬(パルス療法):44/46(80.8%)、口腔カンジダ症:26/29(89.7%)
皮膚カンジダ症:44/46(95.7%)

内臓真菌症
カンジダ血症:5/6(83.3%)、肺カンジダ症:5/5(100.0%)、食道カンジダ症:11/13(84.6%)

深在性膚真菌症
スポロトリコーシス:28/32(87.5%)、クロモミコーシス:6/10(60.0%)
また、爪白癬に対するパルス療法の有効率は、400mg/日を3サイクル投与84.6%(44/52)、200mg/日を6サイクル投与66.7%(34/51)、200mg/日を3サイクル投与63.8%(30/47)というデータがあります。400mg/日の3サイクル投与で84.6%と非常に優秀な結果が示されています。

同じ症状に効果のある「他の医薬品」との違い

白癬に対して良く使用されているものとして、テルビナフィン(ラミシール錠)があります。
全体的な効果については、スポラノックス・イトリゾールもテルビナフィンもそれほど大きな差はありません。スポラノックス・イトリゾールは爪白癬に対しても3サイクル(約3ヶ月)の投与で高い効果を発揮しますが、ラミシールの場合最低でも6ヶ月間服用する必要があります。スポラノックス・イトリゾールの方が短期間の服用期間で良いというメリットがあります。
しかし、スポラノックス・イトリゾールの場合、併用禁忌や併用注意とされている医薬品が非常に多く、疾患治療のために治療薬を服用されている場合、使用できない可能性があります。一方テルビナフィンは併用禁忌・注意薬は多くはありませんので、比較的使用しやすい医薬品といえます。

患者様の口コミや体験談

箱正面サムネイル画像
スポラノックス・イトリゾール(10錠)
  •  医薬品分類:先発医薬品
  •  内容量:10錠
  •  平均評価:評価4
投稿件数:3件 口コミ体験談を全て見る
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    スポラノックス・イトリゾール(10錠)-たまに使うといいよ

    たまに使うといいよ

    ずっと使うと肝臓が悲鳴を上がるからたまに使ってます。たまに使うとのさばってる水虫菌を皆殺しにすることができます。なのでしばらくおとなしくなります。私はのさばってきたな…と思ったら使うようにしています。特に6月~8月は使う頻度が増えますね。逆に2月頃は全く使いません。

  • 評価:評価55

    飲んだ方が早い

    個人の判断にお任せしますが、普通の水虫でも薬を飲んだ方が断然治るのが早いです。私は夏だけ服薬しています。夏だけ飲むだけで劇的に楽になります。痒みと臭いが全然違います。革靴はいて蒸れても痒くならないのは魔法のようです。素晴らしい!

  • 評価:評価55

    爪水虫に効いた

    塗布剤では治すことができない爪水虫に感染してしまったのでこちらの薬を内服して治しました。間をあけながら1年間くらいかかりましたが、無事に完治させることができました。爪水虫は治るんだ!とちょっと感動しています。現代医学に感謝ですね。

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