ダポキセチン

- 化学式
- C21H23NO
- 分子量
- 305.413 g/mol
- 英語表記
- Dapoxetine
- 読みカナ
- ダポキセチン
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概要
ダポキセチンは、男性の性行為における早漏を防止する成分として早漏防止薬に用いられています。
しかしダポキセチンは、セロトニンの取り込みを阻害するSSRIと呼ばれる抗うつ剤に使われる成分と同じ働きを持っており、ダポキセチンはこれまで抗うつ剤として用いられていました。
うつ病の治療のためダポキセチンを服用していた患者からの、射精が遅くなるという声が多いことに着目し、現在では早漏防止薬としても開発されるようになりました。 -
作用
神経の末端へとセロトニンが取り込まれていく仕組みをダポキセチンが阻害することにより、脳の中にあるセロトニン増加シナプスの働きを助けてセロトニン濃度を増やすし、脳の興奮を一定に抑えることで性行為における早漏を防止する作用を持っています。個人差はありますが、治験での結果では半数以上の人が効果を実感し、射精に至るまでの時間が普段の約3倍にまで伸びたとされています。
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副作用
頭痛・嘔吐感・血圧の上昇・腹痛・下痢・むくみ・疲労感・不眠などの症例が報告されています。ごく稀ではありますが、蕁麻疹・発疹・呼吸異常といった副作用も報告されています。こういった副作用が発生した場合、通常であれば1時間ほどで治まりますが、もし悪化していくような場合には必ず医師に相談するようにしてください。また、用法・用量を誤った使用により発生した副作用についても必ず医師に相談してください。
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注意事項
チオリダジン、モノアミン酸化酵素阻害薬(MAOI)、中枢神経系に有効とされる薬剤などの併用は危険があるため一緒に服用しないようにしてください。また、男性へ向けて開発された商品に含まれる成分ですので、女性の使用は禁止されています。ならびに18歳以下の男性も使用禁止となりますのでご注意ください。現在、常用されている他の薬剤がある場合には医師との相談が必要となる場合があります。
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