副作用が出た場合

副作用が出た場合

病気を治すためや改善するためにお薬本来の目的の働きをすることを「主作用」と言い、お薬を使用したことで身体に何らかの異常を感じるなど、お薬 本来の目的とは違う働きをすることを「副作用」と言います。

お薬によって副作用の出方などが異なり、体質や体調などによっても左右されますので、日頃から体調管理をきちんと行うことが大切です。

お薬には副作用のリスクがゼロということが無い、という事を理解して使用してください。

重い副作用などが出ることはほとんどありませんが、身体に何らかの変調が出た時は家族や医師または薬剤師にご相談ください。

 医薬品をネット総合病院から購入される際の注意

ネット総合病院で取り扱っている商品は主に海外の医薬品のため、使用に関して何らかの副作用が出た場合は、自己責任となります。

日本国では薬事法によって品質、有効性、安全性の確認はされていますが、医薬品を個人輸入代行によって購入される場合は、製造国の政府および法律によって品質、有効性、安全性が確認されます。

そのため、何らかの副作用等が出ても日本では補償を受けることができませんので、ご了承ください。

利用される前には、必ず下記の副作用などをご覧になってから、購入されることをお勧めします。

特に注意しなくてはならない副作用

お薬によって副作用は異なりますが、中には重い副作用が出るお薬も存在しますので、十分な理解が必要です。

重い副作用が出てしまいますと、生命に危険を伴うことがありますので、下記の表に示してある症状が現れた場合には、必ず医師または薬剤師に相談されるか、医療機関での診察を受けるようにしてください。

副作用名 初期に起こる症状として 症状に気づいた場合は
過敏症
(アナフィラキシー・ショック)
口内の異常感、唇のしびれ、手足のしびれ、息苦しい、皮膚のかゆみ、蕁麻疹、胸部の不快感などが現れます。 薬を中断し、直ぐに医療機関での診察を受け、救急処置を行ってください。
重い肝障害 食欲不振、吐き気、倦怠感、発疹、白目・皮膚の黄疸、発熱などが現れます。 薬を中断し、直ぐに医療機関での診察を受けてください。
重い腎障害 尿の量が減る、尿が赤い、手足の浮腫み、発熱、関節痛、吐き気、腹痛などが現れます。 薬を中断し、直ぐに医療機関での診察を受けてください。
スティーブンス・ジョンソン症候群 発熱、目・口の粘膜の炎症、頭痛、関節背面にでる紅斑などが現れます。 薬を中断し、直ぐに医療機関での診察を受けてください。
中毒性表皮壊死症 発熱、咳、身体の痛み、皮膚の広範囲が赤くなる、唇のただれなどが現れます。 薬を中断し、直ぐに医療機関での診察を受けてください。
低血糖 身体の怠さ、喉の痛み、歯茎・鼻などから出血、発熱、手足に赤い斑点、などが現れます。 アメなどの砂糖、ブドウ糖を含んでいるものを摂るようにしてください。その後、症状が良くならない場合は医師の診察を受けてください。
再生不良性貧血 口内の異常感、唇のしびれ、手足のしびれ、息苦しい、皮膚のかゆみ、蕁麻疹、胸部の不快感などが現れます。 薬を中断し、直ぐに医療機関での診察を受けてください。
横紋筋融解症 発疹、発熱、手足のしびれ、全身の筋肉の痛み、尿が赤くなるなどが現れます。 薬を中断し、直ぐに医療機関での診察を受けてください。
視覚障害 視力低下、視野異常、眼球の痛みなどが現れます。 薬を中断し、直ぐに医療機関での診察を受けてください。
セロトニン症候群 発熱、筋緊張亢進、頭痛、めまい、嘔吐などが現れます。 薬を中断し、直ぐに医療機関での診察を受けてください。

他にも、現在使用している医薬品があるならば、必ず医師または薬剤師に相談されることをお勧めします。

また、上記以外の症状が出た場合にも、必ず医師または薬剤師に相談されるか、医療機関で診察を受けるようにしてください。

食べ合わせによって起こる副作用

食べ物・飲み物によってお薬の吸収や代謝などの作用が増強することや減弱することがあります。

食べ物・飲み物 影響が考えられる薬・成分 考えられる影響としては
牛乳 テトラサイクリン系・ニューキノロン系が含まれている医薬品にきび治療薬・風邪薬・抗菌薬など カルシウムが薬の吸収率を低下させることがある
コーラ(炭酸飲料) アスピリンなどの鎮痛剤 薬の効力を弱めてしまうことがある
コーヒーなどカフェインを含んでいる飲み物 胃腸薬、喘息薬、精神安定剤、抗精神薬など 「心臓がドキドキ」「気持ちがイライラ」、薬の効き目が悪くなることがある
グレープフルーツジュース 抗生物質、抗スタミン剤、カルシウム拮抗剤、催眠鎮静剤、免疫抑制剤など 薬の効力を強めてしまうことがある
アルコール 頭痛薬、睡眠薬など 薬の効力を強めてしまことや、胃に負担が掛かることがある
納豆 血液抗凝固剤など 薬の効力を弱めてしまうことがある
魚(まぐろ、はまち、ぶり、サバ、さんまなど 結核治療薬 ヒスチジンという物質の代謝を阻害してしまうことがある
セントジョーンズワート(ハーブ) 抗HIV薬、免疫抑制剤、強心剤など 薬の効力を弱めてしまうことがある

他のお薬との飲み合わせに注意するだけでは無く、飲み物・食べ物でもお薬の効果を弱めてしまうことがあるので、ご自身の使用される医薬品の注意事項などをご確認の上ご使用ください。

また、上記に記載してあるものは、ごく一部の情報なので、不安を感じる場合には医師または薬剤師にご相談ください。

副作用が出ないようにするには

副作用が出ないようにするためにも、下記に記載されていることに気をつけて使用してください。

使用する薬の副作用を十分に理解する

副作用を出さないためにも、使用前に医薬品の作用などを医師または薬剤師に相談されるか、インターネットで検索するなどしてから使用してください。

用法用量を必ず守って使用

基本的な事ですが、副作用を出来るだけ出さないためにも、医師または薬剤師から指示された用法・用量を必ず守ることが大切です。

用法・用量をきちんと守ることで、副作用を軽減すことができるので、きちんと理解してから使用してください。

また、お薬の服用時間を守ることも大切なので、決まった時間に服用することを心がけてください。

併用注意・禁忌などを理解する

医薬品には必ず併用に気を付けなければならい点があります。

使用前に、医師や薬剤師に確認の上、使用してください。また、現在使用している医薬品等がある場合にも、必ず医師に報告し適切な指示を受けてください。

心配な方は医師、薬剤師に相談

お薬の副作用でどのような症状が出るかなど心配な方は、使用前に医師または薬剤師に、相談してから使用されることをお勧めします。

また、副作用が出た時の対処法を事前に聞いておくことも大切です。

体調管理を行う

体調が不調の時にお薬を使用してしまいますと、いつもよりもお薬の作用が強く感じてしまうことや、副作用を感じやすくなることがあります。

お薬を使用する際には体調管理をしっかりとすることが大切です。

副作用が出た時の対処法

お薬によって副作用の対処法が変わりますので、ご注意ください。

自己判断で中断してはいけません

少しでも体調に異常を感じたら、直ぐに使用を止めるのではなく、速やかに医師や薬剤師にご相談ください。

お薬によっては使用を中断することで、病状を悪化させてしまうこともあります。

自己判断で中断するのではなく、必ず医師または薬剤師に相談して、今後の治療方針などを決めてください。

医師、薬剤師に相談・診察をする

副作用のような症状が出て治まらない場合には、速やかに医療機関で診察を受けてください。

過敏症やアレルギー反応が出ている場合などは身体への危険性も考えられるので、診察を受けられることをお勧めします。

また、他にもいつもと違う異常を感じていた場合にも、速やかに医師や薬剤師にご相談ください。

心配な方は医師、薬剤師に相談

お薬の副作用でどのような症状が出るかなど心配な方は、使用前に医師または薬剤師に、相談してから使用されることをお勧めします。

また、副作用が出た時の対処法を事前に聞いておくことも大切です。

事前に行かれる医療機関を探しておく

副作用が出た場合には、直ぐに医療機関での診察が受けれるように、事前にお調べください。

例えば、夜間に副作用が出た場合でも、事前に夜間診療を行っている医療機関を知っていることで、速やかに足を運ぶことができます。